- 分割キーボードを初めて使うから、よくわからない
- どうやって電源をいれるの?
- Bluetoothでパソコンと接続する方法は?
miminal-keysのキーボードはオリジナル品のため、操作や導入マニュアルがないので、必ず本記事を確認してから使いましょう。

導入はスイッチをONして、Bluetoothでパソコンとつなぐだけです。
あとはキーボード特有のキーマップやマウス操作を見て、使ってください。
手に取ってからやること
キーボードは無線でパソコンと通信するため、接続設定から始めます。
- パソコンを用意
- 電源スイッチを入れる
- 設定からBluetoothでペアリングする
- パソコンが認証したら各動作を確認する
初めて見るキーボードになりますので、外観を順番に説明します。
キーボードの外観説明


minimal-keysのキーボードはいくつかのスイッチや特徴があるので、順番に解説します。
- 電源スイッチ
- トラックボールマウス
- 親指キー
- 人差し指〜小指キー
最初は本体のスイッチをONにしてパソコンと接続するため、実際に導入を開始しましょう。



初期はロープロファイルのキースイッチをつけてますが、HHKBみたいなキースイッチに交換できます。
MXスイッチは付属のプレートを重ねると付けれるので、ロープロから交換して使ってください。
導入して実際に使ってみる


導入は手順通りに操作をすればスムーズに使えるので、1からスタートしましょう。
- パソコンと接続
- トラックボールマウスを操作
- マウスのクリックを確認
- キーの入力をしてみる
キーボードの電源スイッチをONにしたら、最初はパソコンと接続をしてください。
Bluetoothでパソコンと接続


キーボードは電源スイッチを入れるとパソコンと接続を始めるため、設定画面からBluetoothをつなぎます。


パソコンと接続が終わった人はキーボードの各部の動きを確認しましょう。
Bluetoothの接続が悪い場合に試すこと
トラックボールマウスを操作する


本キーボードはトラックボール型のマウスを採用しており、親指で転がせばパソコンのカーソルが動きます。
マウスクリックを確認


マウスの右と左クリックはキーボード左手側に設定されているので、キーを押して反応があるのを確認します。
キーの入力を確認する


本キーボードは5本の指ごとに役割が違うため、親指以外は日頃と同じくキーに指を置いて押すだけで確認ができます。
親指キーはEnterやSpace、Backspaceなどが割り当てされているので、この後のキーマップを確認してください。
トラックボールマウスでスクロール操作


スクロールはトラックボールマウスで画面を上下に動かせるので、操作方法を解説します。
操作方法は、キーボードのソフトはレイヤー3のキーを押しながらマウスを動かすだけです。



スクロールはエンコーダよりマウスのほうが滑らかに動くよ。
エンコーダでスクロールしたい場合は、公式ラインに連絡してください。
修正したファームを提供しますので、よろしくお願いします。
キーボードの操作方法は以上になるので、色々と使って動きに慣れてくださいね。
キーマップを編集する【ZMK Studio】
minimal-keys製のキーボードはZMK Studioというキーカスタムに対応しているため、USB Type Cケーブルがあればどんな場所でも変えれます。
ZMK Studioはインターネットブラウザでキーカスタムするソフトでパソコンからソフトウェアを変更するため、誰でも簡単です。



エンコーダのキーマップ変更はZMK Studioからできないので、ファームウェアの変更が必要だよ!
変えたいときは、公式ラインから連絡してね。
キーマップは使いにくいなと感じた時に自由に変更できるので、カスタムしながらキーボードを使ってください。


キーボード本体の右側になるUSB Type-Cのケーブルで接続後、「USB」を選択。
次は接続するデバイスを選択します。


接続先はminimal-keysを選択して接続する。
接続が完了すればキーマップの変更に移るので、キーマップはレイヤー毎に変更できます。


画面の構成はレイヤーが左脇、中央にキーマップがあります。
キーマップはレイヤー毎に変更ができるので、好きな場所を好みのキーへ変更できます。


キーマップは変えたい場所をクリックすると大きく強調されて、画面下に変更するキー種類がでます。
変更は何度もできるので、色々試してください。


キーマップは画面下からアルファベットやマウスのクリック、ショートカットが選択できます。


キーマップの反映は最後に保存をするとキーボードに書き込まれるので、忘れずクリックしてください。
使い方は以上です。
レイヤーごとの初期キーマップ
レイヤー0


レイヤー1


レイヤー2


レイヤー3


ファームウェアからのキーマップ変更
キーマップはファームウェアでの変更方法がありプログラミングの知識が必要になるので、不安な人はZMK Studioを使いましょう。
ファームウェアはGithubでリリース版を公開していますので、自己責任で編集してください。



ファームウェアからキーマップを変得たい人は、Githubのアカウントを作りましょう。
アカウントがある場合は、必ずPullrequestから自分のリポジトリにコピーをしてください。
分割キーボードをファームウェアからカスタムしたい人は、リリース版から編集して使ってください。
ただし、ファームウェアを編集して動かなくなった場合はサポートが難しくなるため、自己責任でお願いします。
ファームウェアのプルリクエスト方法
ファームウェアのPullrequestにアクセスし、画像の場所をクリック
独自のキーマップを理解する


minimal-keyのキーボードは覚えやすくするために、初期設定のキーマップでソフトを作りました。
最初は設定されたキーマップを見たくなるため、タイピングして思い出せないときに使いましょう。
例えばレイヤー1はコピペやスクショなどのショートカット設定があります。
専用アプリは各レイヤーのキーやデフォルトレイヤーでの入力を判定するので、タイピングソフトのように使ってください。
キーマップアプリは単純なソフトになっているので、次で詳しく解説します。
レイヤーに分かれたキーマップが見れる


本キーボードは3つのレイヤーでキーマップを構成しており、現在3つを設定しています。
キーマップはユーザーがカスタム可で、専用のアプリから自分好みの修正をします。
- レイヤー0:アルファベットのなどの文字入力がメイン
- レイヤー1:マウスやカーソル操作、記号などを担当
- レイヤー2:数字や記号、ウィンドウ操作、必要なFキーが割り当て
- レイヤー3:ブラウザの便利ショートカット、Bluetoothの切り替えなど
キーマップは文字入力以外に記号やショートカットなどの割り当てができるので、自分好みの便利な設定ができます。
文字入力以外のキーが設定可能


市販のキーボードはCmd+〇〇といったショートカットは複数のキーを組み合わせて使いますが、キーの位置は変更できません。
しかし分割キーボードなどはエクセルやパワポのショートカット、ウィンドウの切り替えるなど様々な設定ができます。
キーボードで使うキーは常にすべてを使うわけではないので、使い方で作業の効率化がしやすいです。
キーマップアプリを使ってキーボードを試そう


本キーボードは試しやすくするために専用アプリでの体験を推奨してるので、パソコンで開いてからキーの入力確認を始めてください。
使い方は専用アプリをブラウザで開くだけで、レイヤー0のキーを押せばタイピングがされますよ。
MXタイプのキースイッチへの変更
本キーボードは初期にロープロファイル用キースイッチがついてますが、ストロークが深いMXタイプも使えます。
キースイッチは工具で一つずつ外してMXタイプ交換ができるため、特別なスキルは不要です。
MXのストロークが深いタイプは気になるを外してから付属のプレートを乗せてから、スイッチをつけるだけです。
スイッチが交換し終えてキーキャップを再びつけたら、入力を確認してから使ってください。
市販のキーキャップは互換性がない
当キーボードは隣り合うキーの間隔(キーピッチ)が市販のより狭いため、市販のキーキャップがつきません。
市販のキーキャップの中では「17mm」が対応していますが種類が少ないため、注意が必要です。
例えば手持ちのキーボードにあるキーキャップはサイズが大きくつきませんが、minimal-keys製のキーキャップならつきます。



キーキャップはminimal-keysのECサイトで形や色違いがあるので、カスタムしたいときは見てみてくださいね!
キーキャップを変えたい場合は19mmではなく、17mmのタイプを選んでください。
トラブルシューティング
キーボードが動かない場合があるため、困った時はトラブルシューティングを試してください。
- Bluetoothが接続できない
左手の親指でレイヤー3のキーを押しながら、右手側のキーボードの一番右隅のキーを一度押してください。
キーを押したら設定画面を開き直し、再度Bluetoothの設定をしてください。
- パソコン以外で使えるの?
Bluetoothは最大4台まで使えるため、iPadやスマホでキーボードが使えます。
- どのキーを押すと入力されるか、わからない
キーボードの見た目にはアルファベットの刻印がありますが、無いキーは専用アプリからわかるキーマップを確認してください。
導入方法のまとめ
minimal-keysのキーボードは誰でも簡単に使いやすく、わかりやすい構造にしています。
パソコンやスマホ、タブレットとは無線でつながるため、自宅や狭い机、カフェなどの出先でも使えるキーボードです。
もしパソコンと繋がらなかったりキーの入力がされない場合は、公式ラインかXまでご連絡ください。
いままでの非生産的なキーボードから本キーボードに変えて作業革命をぜひ起こしてください。